現代でも謎が多く残っている南極大陸には未知の生物が存在するのか?
遠い昔より深い氷に覆われ、人類からの侵入を一切阻み続けている自然の極限、南極大陸。
この大陸には都市伝説において未確認生物(UMA)の目撃も囁かれている。
人類未開の地には、まだ私たちが知らない想像を超えた生物が生きている可能性があるのか?
また、生物以外にも隠れた歴史や人知を超えた発見はあるのでろうか。
今回はそんな謎について考察をしてみたいと思います。
はじめに
本考察は一般にウワサされている内容に対して色々な情報をもとに独自に見解していきます。
はじめに、今回の全体的な評価を書いておきます。
これをもとに、ご興味がある方は最後まで読んで頂けると幸いです。
オカルト観点での評価
今回の総合評価は100点満点中で、「51点」です。
傾向的にはリアリティがある都市伝説的な内容となります!
本記事を読んだ後に、
「単純すぎる」、「偏見がある」、「意味不明」など思われた方がおりましたら申し訳ございません。
では、考察の内容について説明していきます。
考察のトピック
今回はどのような内容に対して考察を進めていくのかを説明します。
はじめは、トピックとキーワードをピックアップしておきます。
南極大陸には人類がまだ発見していない驚きの生物が現存しているのか?
今回考察する謎について
キーワードは「南極大陸」、「未知」、「生物」、「微生物」
キーワードは後々の説明や考察に関わってきますので、ご注目頂ければと思います。
考察に必要な知識
この考察するにあたって、いくつかの重要な歴史と情報を先に説明します。
人によっては考察よりこの情報の方が興味があるかもしれませんが。
南極大陸について
ほとんどの方がご存じとは思いますが、念のために大陸の概要をさらっと書いておきます。
- 南半球の最南端に位置する大陸で、98%が氷に覆われている
- 氷の厚さは平均2キロメートル、最も深いところでは4.5キロメートルに達している
- 大陸自体の大きさは、オーストラリア大陸の約2倍になる
- 平均気温は夏がマイナス1度で、冬がマイナス20度になる。最低気温の記録はマイナス90度。
- 2億年前は現在のアフリカ大陸の一部として存在していた
- 1820年にロシア海軍よって発見された
- 生息している主な生物はペンギン、オットセイ、アザラシ、シロナガスクジラなどで種類は少ない
- 人口は各国の研究機関が夏に5000人程度、冬に1000人程度が滞在する
- 政府が存在せず、どの国の領有権にも属さない
ボストーク湖に出現した超巨大ダコ
ボストーク湖は南極大陸の氷の厚さ4キロメートル下にある大陸最大の巨大な湖です。
大きさとしては、日本にある琵琶湖の20倍以上になります。
生誕は1500万年以上前で、実際に発見されたのは1960年代になってからです。
具体的な調査は2013年になってから、ロシアの研究機関が最新機器を使用して開始しました。
この調査結果として、
3500種類以上もの生命体の遺伝子が発見された。
また、驚くべきことに、
体長数十メートルで14本の足を持つタコが発見されたと記録されています。
このタコは攻撃的であり、研究者3人の死者が出ております。
しかし、ロシアは今になって研究チームが湖に到着したことすら否定しております。
この湖はマイナス4度という環境下でも水が凍っておらず、
酸素の量も他の場所より10~20倍程度あります。
史上2番目に巨大な卵の化石
南極大陸で2011年に巨大な卵の化石がチリの研究者によって発見されました。
これは現在記録にある生物で2番目に大きい卵です。
調査結果によると、
この化石は約6600万年前のものであり、サイズは長さ約28センチ、幅は約18センチです。
この卵は成長すると体調8メートル以上になる爬虫類のような生物になると推測されます。
過去に見つかった最大の化石(南極大陸ではないが)は、太古に存在していた巨大鳥類の卵で、長さ約33センチ、幅は24センチです
血の滝
南極大陸では水が赤色をしている滝が発見され「血の滝」と名付けられた。
水が赤い理由としては成分に含まれる鉄分が極めて高いことに起因します。
この成分によって、赤く染まってしまい血のように見えます。
この鉄分は極小の微生物が数百万年にわたって活動してきた結果です。
微生物たちは、太古よりその活動形態を環境に合わせて変化させてきたことの裏付けとなります。
この滝付近の温度はマイナス17度ではあるが、水が凍らずに流れていますが、
この理由は水に混ざっている鉄分によるものです
超巨大な洞窟
南極大陸を覆っている分厚い氷の中から巨大な穴(空洞)が発見された。
名前は「ポリニヤ」と名付けられております。
なんと、なんと、なんと、
この穴の大きさはオランダと同じとなります。
この地は1974年に同じサイズの穴が空いたことがあったことで知られております。
ただ、この穴は突然1976年に閉じてしまい、今まで閉じられたままでした。
今回発見された「ポリニヤ」が同じ穴である可能性が示唆されています。
この穴の原因は地球温暖化が原因とする論文もあるが、決定的な証拠もなく開閉の理由は現在も不明となっています。
この中に未知の生物が存在しているとの説も頻繁に提唱されています。
この規模の推論になると古代人や宇宙人説が絡んだ話が出てきそうですね
もっと南極大陸の不思議について知りたい方は以下のご購入検討もいかがでしょうか?
考察の内容
次はこれらの情報をもとに南極大陸に驚くべき未知の生物が存在しているのかを考察をします。
あくまで個人的な見解や観点での考察となります。
ボストーク湖に出現した超巨大ダコへの考察
この湖で3500種類以上もの生命体の遺伝子が発見されたのは事実です。
但し、巨大なタコに関しては、信憑性が低そうですね。
なぜなら、色々な記録を調べてみましたが「タコ」が「イカ」となっていたり、大きさも「8m」となっているものや「数百メートル」と表現されているものもあります。
情報にばらつきがある場合は、あまり確証が持てないと感じております。
また、ロシアは3500種類以上の遺伝子については、肯定的であるが、タコの話になると研究チームの存在すら否定的になります。
オカルト観点から考えると「何かを隠蔽しようとしている」と考えてしまいます。
単に「巨大なタコの存在を隠蔽」しただけであれば隠蔽理由が不明確です。
それなら、大王イカも隠蔽されて良いはず・・・
なので、これを根拠に未知の生物がいることの証拠にはならないかと思います。
おそらくですが、この時探査にあたったチームを危険な目に合わせてしまった事(南極という過酷な自然環境により)を世間知られたくなかったのかもしれないので、カモフラージュ用の逸話ですかね。
タコについて具体的な証拠が無いのがマイナスポイントですね
史上2番目に巨大な卵の化石への考察
これも巨大な卵が発見されたのは事実です。
しかし、これが現在も未知の生物が存在している証拠としては弱いですね。
もともと南極大陸はアフリカの一部であり、それが地殻変動により今の位置に移動したことが研究によって、明らかになっています。
それから察するに、アフリカ大陸と陸つなぎであった時、卵がたまたま南極大陸で冷凍保存されたというのが、一番有力だと思います。
タマゴが大きい理由は冷凍保存に尽きると考えております。
古代にはこれより大きい卵は存在していたと推測していますが、現代まで原型を維持するには南極大陸のような氷漬けの環境が一番適しているからです。
将来的にたまごではなく、類人猿に近い化石などが見つかると信憑は高くなりますね
あくまで予測ですが、調査が進めばこれ以上の大きな化石が発見される可能性もあると思います。
しかも、氷漬けという環境があるのでマンモスもしくは、それ以上の生物が発見されるかも。
この発見から考察できるのは
少なくとも、太古の南極大陸に大型の生物が生息していたことが証明されたと考えます。
血の滝への考察
これについては、「驚くべき生物の証拠」という理由が見つかりません。
無理やり考察するにしても、
「どんな過酷な環境下においても、生物は生存できる」くらいですかね。
この滝にある微生物の痕跡も火星や月で発見されたとなれば別次元で面白いと思います。
今回は「南極大陸で想像を超える驚くような生物」という話題なのでインパクトには欠けます。
この発見により地球にはまだまだ未知なウイルスが存在する可能性が高くなったと言えます
(本題には関係ないですが)
超巨大な洞窟への考察
以前から南極の地下深くには宇宙人が住む基地の存在が噂されています。
「ドイツのヒトラーが宇宙人と交流を持っていた」
「アメリカのハイジャンプ作戦により古代都市が発見された」
「アトランティス文明が存在していた」
などがあります。
興味がある方は下記をご参照ください。
この穴についても巨大な事は事実ですが、南極大陸にある氷の大きさがあまりにも凄すぎるため、相対的にみても、これくらいの穴が自然の作用で作られることもあるのかと思います。
また、この穴を衛星で発見して、各国が表立って調査に乗り出していないのが不思議です。
おそらく、賢い研究者たちは既にこの穴が自然による現象ということを計算できているんでしょう。
今回は、驚くべき生物の証拠を見出すことはできませんでしたが、
南極大陸は氷がどこまでも広がる地球最果ての大自然で、まだほとんどの領域が未知となっており、
今度の調査、開拓がより一層楽しみです。
結論
- 結論として、南極大陸に驚くべき生物の確固たる根拠は無い
- 太古の南極大陸には大型生物が生存していた可能性は高い
- 個人的見解では、この説への信憑性は「35%」で考えます
- 「はじめに」で紹介しましたが、オカルト観点での評価は「51点」となります。
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