ChatGPTと遊ぼう！昔話の会話表現を変えてみた。関西弁・ナルシスト・ドラクエ風な桃太郎。

2023 3/09

連日ニュースでも大きく取り上げられ、全世界的に爆発的な注目と普及を始めている「ChatGPT」。
インターネットが世に出て以来の革新的なテクノロジーだと言われています。

「ChatGPT」とは2022年11月にOpenAI社が開発した対話式の自然言語処理AIシステムです。

今回は、最新の自然言語処理技術を使ったChatGPTとの会話体験をお届けします。
ChatGPTは遊び心のあるAIであり、人間と同様に様々なテーマについての会話ができます。。

本記事では「日本昔にある桃太郎の会話表現を変える」という事を行ってみます！

最新AIシステムの「ChatGPT」はどのような会話を導き出してくれるのでしょうか。

ChatGPT (チャットジーピーティー) の凄さとは？

まずは、「ChatGPT」がどのくらい凄いかという事を簡単に説明しておきます。

ChatGPTは、人工知能の分野で最も進んだ技術であり、多様なタスクを高い精度で発揮することができます。

例えば、
自動翻訳や質問応答システムにおいて、人間と同等以上の精度を達成しています。

AIの学習は、多数の人間が書いた文章や本、ニュース記事、雑誌、ウェブページなどのデータを利用しています。
そのため、膨大な量の情報を取り込むことができ、様々なタスクに対して即座に対応することができます。

今後の人工知能の分野で非常に革新的な進歩の一つであり、驚異的な進歩をもたらしてくれると思います。

ChatGPTと生きる時代が来たかもしれませんね。以下は以下がおすすめ！

リンク

日本昔話「桃太郎」の話法が変わるとどうなるの？

日本人であれば、誰もが知る有名な昔話「桃太郎」。
この話の表現方法が変わると、イメージが全く異なってしまうのです。

では、この事を実証するために、「ChatGPT」を使って試してみます！

ほかの遊び方についてご興味がある方は以下はいかがでしょうか？

通常の桃太郎

まず、ChatGPTへの入力は以下となります。

< 質問.１ >
〇日本昔の桃太郎のあらすじを簡潔に教えてください。

< 回答.１ >
● ChatGPTの反応は、

桃太郎は、桃から生まれたとされる伝説上の英雄です。彼は日本の古い物語に登場し、鬼ヶ島に住む鬼を退治するために旅に出ます。途中、一緒に旅をする犬、猿、キジが現れ、彼らと共に鬼ヶ島に向かいます。鬼ヶ島に到着すると、桃太郎たちは鬼たちと戦い、最終的に勝利を収めます。彼らは宝物を手に入れ、帰りの道中で多くの人々を助けます。これにより、彼らは英雄として讃えられ、その後も多くの物語や伝説に残ることとなりました。

ちなみにやり取りをしたチャットはこんな感じです。
実際の「ChatGPT」画面です。↓↓↓

私たちが知っている「桃太郎」に間違いありません。
これくらいなら、最新A.Iなので、朝飯前と言う感じですかね。Googleでもどこかのサイトに掲載されてるかも。

まだ、この時点では、「ChatBPT」の凄さは実感できません。

ナルシストな桃太郎

次はこの桃太郎の話法を「ナルシスト」にしてみます。

< お願い.１ >
〇日本昔の桃太郎のあらすじを最高にナルシストにして教えてください。

< 会話.１ >
● ChatGPTからの回答は、

おおっ、聞いてくれ、僕の話を！日本昔話に登場する英雄、桃太郎っていうやつを知ってるかい？そう、桃から生まれた超絶美形の男、それが僕さ！

ある日、僕は鬼ヶ島に住む鬼どもを倒すために、自分の美しさをさらけ出して旅に出たんだ。途中、僕の美しさに惹かれた犬、猿、キジが同行してくれたんだ。僕の美しさには誰も抗えないからね。

そして鬼ヶ島に到着！鬼どもとの戦いに勝利し、僕は美しすぎる宝物を手に入れたんだ！そして帰りの道中では、僕の美しさに触れた人々を救い、英雄として称えられた！

そう、僕は桃太郎！日本昔話にも登場する美しさの象徴、それが僕だ！

実際の「ChatGPT」画面です。↓↓↓

はい。めちゃくちゃ「ナルシスト」な主人公の桃太郎になりました(笑)。

自分の事を「美しい」と言うことまでは予想できていましたが、
そのうえで、「僕は」、「僕は」、「僕は」・・・と繰り返して言い過ぎ。自己主張が強すぎ！

そして、犬、サル、キジもきびだんごではなく、美しさに惹かれてお供になったと。
相当美しかったんですね。。。

最後に手に入れた宝物も美しすぎると、、、とりあえず、英雄と称えられて良かったです。

ドラクエ風の桃太郎

次のお願いは以下のようにしてみました。

< お願い.２>
〇日本昔の桃太郎のあらすじをドラゴンクエスト風にして教えてください。

< 会話.２>
● ChatGPTからの回答は、

冒険者よ、よく来たな！聞いてくれ！かつて、桃から生まれたとされる伝説の勇者、桃太郎がいた！

彼は鬼ヶ島に住む鬼どもを倒すために、仲間とともに旅に出た。彼の仲間には、戦士の犬、僧侶の猿、魔法使いのキジがいた。

鬼ヶ島に着いた桃太郎たちは、鬼どもと熾烈な戦いを繰り広げた。魔法や武器を駆使し、激しい攻防を繰り広げたが、桃太郎たちの力は最強だった！

そして、鬼の王を倒した桃太郎たちは、豊かな報酬を手に入れた。彼らはその後も、仲間と共にさまざまな冒険を繰り広げ、英雄として讃えられた！

さあ、君も冒険者として、桃太郎たちのように勇気と力を振り絞って、さらなる冒険に挑戦しよう！

はい。完全にゲームの勇者になった桃太郎です(^^;)。

冒頭から「桃から生まれたとされる伝説の勇者」ですよ。
おじいさんとおばあさんはどこに行ってしまったんでしょうね～。

しかも、仲間は「戦士の犬」、「僧侶の猿」、「魔法使いのキジ」って、もう完全にロールプレイングです。

鬼との闘いも、「魔法や武器を駆使し」だそうです。これは圧勝でしょうね。
倒したのも、ただの鬼ではなく、「鬼の王」。全力で潰しにかかったな。

最後に「さらなる冒険に挑戦しよう！」とあります。
この御一行様、この後いったいどこへ行かれるのでしょうか。

関西弁の桃太郎

次のお願いはベタですが、以下のようにしてみました。

< お願い.３>
〇日本昔の桃太郎のあらすじを関西弁にして教えてください。

< 会話.３>
● ChatGPTからの回答は、

おおきに！昔々、ももからうまれたって言わはる伝説のヒーロー、桃太郎がおったんやで！そないなら、桃がごろんと生まれたんや！

そいつはな、鬼ヶ島におった鬼をやっつけるために、仲間とともに旅に出たんやで！その仲間は、イヌとサルとキジやったで！あんまり説明せんでもわかるよな？

そして、鬼ヶ島について、鬼どもと大激戦！なんやかんやあって、最後には勝ったんや！そんで、帰りに助けを求める人がおったら、手助けしてたんや！

そやけど、そんなんじゃ足りへんねん！桃太郎たちは、報酬を手に入れて、帰りの道中でも人助けしとったんや！これが、まさに桃太郎のヒーロー魂やで！

まあ、そんな感じで、桃太郎は最高の勇者や！やっぱり、関西弁で話すとグッとくるよな！

はい。どうも若さを感じられない桃太郎になりました (;’∀’)。

最初はお決まりの「おおきに」からですね。許容範囲内です。
でも、次の行では「桃がごろんと生まれたんや！」。表現の仕方が雑すぎる！

犬、サル、キジをお供にするところも「あんまり説明せんでもわかるよな？」と。
誰に説明をしているつもりなんですかね？もしくは、超めんどくさがり屋。

鬼との闘いも「なんやかんやあって、最後には勝ったんや！」って、適当すぎません？
けっこう、余裕で倒してしまったように感じてしまいますが。

締めの言葉も「まあ、そんな感じで」です。
A.Iは関西人に対してかなりの偏見があるようで。まだまだ学習が必要ですね、ChatGPTさん！？