英語学習には、古くから定説とされている方法やアプローチがあります。
現在では文法を中心に学び、単語を暗記し、繰り返し練習することが主流だと考えられています。
しかし、時代の変化や新しい研究成果により、その常識が変わることがあります。
その大きな変化が起きようとしているのが今なのかもしれません。
その背景にはOpenAI社が開発した対話式の自然言語処理AIシステム「ChatBPT」があるからです。
「ChatGPT」は人間と同様に様々なテーマについての会話をすることができます。
扱うことのできる言語は「日本語」、「英語」、「スペイン語」など世界の主要言語を抑えています。
その中でとくに「英語」は開発のベースとなっているので精度が飛び抜けています。
「ChatGPT」による新しい視点から英語学習の常識を変える方法について探っていきたいと思います。
ChatGPT (チャットジーピーティー) の凄さとは?
まずは、「ChatGPT」がどのくらい凄いかという事を簡単に説明しておきます。
ChatGPTは人工知能の分野で最も進んだ技術であり多様なタスクを高い精度で発揮できます。
基本はテキストベースの会話ですが、音声会話機能も追加可能となります。
例えば、
英語などを含んだ自動翻訳や質問応答システムにおいて、人間と同等以上の精度を達成しています。
更には、人間が使っている言語だけではなくプログラミング言語も扱うことができます。
AIの学習は、多数の人間が書いた文章やニュース記事、雑誌、ウェブなどのデータを利用しています。
膨大な量の情報を取り込むことができるので様々なタスクに対して即座に対応可能です。
今後の人工知能の分野で非常に革新的な進歩の一つであり、驚異的な進歩をもたらす次世代のAIです。
対話型のChatGPTで学ぶ英語も話題となっておりますが、こちらはAIとVRを掛け合わせた最新モデル!
どのような英語学習ができる?
ここから先は「ChatGPT」を使ってどのような英語学習が可能になるかを紹介していきます。
おそらく、今までの学習してきたような方法も含まれていると想定しています。
ただし、注目すべき点はこの「ChatGPT」たった1つで様々な学習方法に対応していることです。
揃えるのはこの「ChatGPT」だけ。そして、無料で誰でも使えることもメリットです。
そして、学習する人のニーズ(ビジネス・学校など)に合わせた勉強方法を提供することができます。
たとえニーズがどんなに小さいことであろうとサポートしてくるのが「ChatGPT」です。
では、「ChatGPT」でできる英語学習方法について順次紹介していきます。
やはりAIではなく、対人間の英語学習にこだわりたいという方は、以下がオススメです!
英単語
英語学習を始める時に誰もが最初に手を付けなければいけないのが「英単語の暗記」だと思います。
単語を知らなければ「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」ができないですよね。
想定されるニーズとしては、、、
〇 基礎単語から学習したい
〇 TOEIC対策用に頻出する単語を学習したい
〇 海外旅行で軽く使える単語を学習したい
〇 外資系で通用するレベルの単語を学習したい
他にもあるとは思いますが、一般的な観点ではこんなところですかね。
青色のマーカーを引いているところは、今回の題材で学習例として使用したします。
では、「ChatBPT」を使って英単語の学習はどのようにできるか見てみましょう。
英語試験の登竜門であるTOEICに頻出する単語を10個だけ揃えてもらいました。
必要に応じて、もっと多くの単語数を出してもらう事も可能。
英語と日本語訳だけではなく、例文も入っているので実践的に覚えられますよね。
また、今回はTOEIC向けとしましたが、ビジネス、大学受験なども対応可です。
単語帳を購入する手間とお金が掛からないので、その時間とコストを学習に回せます。
ちなみにこの出力した単語をエクセルへコピーして自分なりの単語帳を作れます。
このテーブルからエクセルへのコピー方法を知りたい方は以下を参考にしてください。
英文法
「日本人は英文法にこだわりすぎるとか」、「日本の英文法は間違いだらけ」と聞くこともあります。
正直なところ、英語を学習するうえでは正解などありません。
自分に合った勉強法を見つけて、楽しく継続することが一番大切なのかもしれません。
英文法についても、自分なりの勉強法を見つけることが大切です。
想定されるニーズとしては、、、
〇 基礎文法から学習したい
〇 TOEIC対策用に出題されそうな文法を学習したい
〇 大学受験に向けて必要な文法を学習したい
〇 日常会話を話すための文法を学習したい
他にもあるとは思いますが、一般的な観点ではこんなところですかね。
青色のマーカーを引いているところは、今回の題材で学習例として使用したします。
では、「ChatBPT」を使って英文法の学習はどのようにできるか見てみましょう。
何から始めれば良いか分からない時は、とりあえず自分にニーズに合わせて聞いてみましょう。
今回は、日常会話に必要な英文法とさせて頂きました。
英単語においても使っていた「テーブル」ですが、ChatGPTによるテーブル出力を知りたい方は↓
英文法の参考書では5文型(SVOCとかです)からスタートするものを多く見かけます。
英語学習を始めたばかりの頃にはあまり面白くないし、ピンと来ない内容ですね。
ChatGPTではその人のニーズに合った英文法を選択もしてくれるので頼もしいです。
先ほどのテーブルにあった「受動態」をもっと詳しく知りたい場合は、
「ChatGPTに受動態をもっと詳しく教えて!」と言えば更に豊富な情報を提供してくれます。
リーディング
学校の英語試験などで一番厄介なのが、この英文読解だと言う人も多いのではないでしょうか。
読んでいるうちに話の内容がズレていってしまうなど、、、
想定されるニーズとしては、、、
〇 1行程度の英文読解から学習したい
〇 TOEIC対策用の英文読解を学習したい
〇 とりあえず多くの英文を読みたい
〇 ビジネス文章が理解できるレベルになりたい
他にもあるとは思いますが、一般的な観点ではこんなところですかね。
青色のマーカーを引いているところは、今回の題材で学習例として使用したします。
では、「ChatBPT」を使ってリーディングの学習はどのようにできるか見てみましょう。
今回はケース(多くの英文を読みたい)では、単に読もうとしても飽きがきてしまいます。
それならば自分で興味がある内容や知っている内容の方が良いですよね。
ただ、どんなに興味がある内容でも英文が難しすぎると意味を理解できずに挫折します。
英文を作ってもらうときは難易度(中学生レベル、ビジネスレベルなど)を指定しても良いかも。
ライティング
英文読解ほど必須ではありませんが、試験などに英作文が出るとかなり厄介だと思います。
日本で暮らしている限り、日常で英語を書く場面はあまりないからです。
想定されるニーズとしては、、、
〇 基礎単語だけで書ける英作文から学習したい
〇 日記のような形で書けるライディングスキルを学びたい
〇 大学受験で通用する英作文を学習したい
〇 ビジネス(メールや議事録など)に対応できるライディングを勉強したい
他にもあるとは思いますが、一般的な観点ではこんなところですかね。
青色のマーカーを引いているところは、今回の題材で学習例として使用したします。
では、「ChatBPT」を使ってライティングの学習はどのようにできるか見てみましょう。
問題と答えを同時にお願いしていますが、別々にしてもらっても良いかと思います。
文章としては営業のビジネスで使いそうな感じですね。
職種を指定して自分のニーズに合う問題を出してもらうとより効果的かもしれません。
リスニング
大昔(??)は学校の期末試験などでリスニングはマイナーでしたが、最近は大多数が適用しています。
リスニングの学習には時間がかかると言われますが、まずは自分のニーズに合わせて。
想定されるニーズとしては、、、
〇 共通試験対策に向けて学習したい
〇 TOEIC対策に向けて学習したい
〇 単語の発音だけを学習したい
〇 洋画を字幕無しで見れるようになりたい
他にもあるとは思いますが、一般的な観点ではこんなところですかね。
青色のマーカーを引いているところは、今回の題材で学習例として使用したします。
ここでリスニングをChatGPTで学習するために1点重要なポイントがあります。
ChatGPTは音声会話機能を追加することによりヘッドセットを通じて会話ができる
音声会話機能を追加方法については、今回の趣旨から離れてしまうので、下記をご参照ください。
では、「ChatBPT」を使ってリーディングの学習はどのようにできるか見てみましょう。
上記は音声会話機能を使用してTOEICのリスニングパート2の問題を作ってもらいました。
TOEICを受験された人はお分かりだと思いますが、練習問題には十分ですよね。
音声もかなりネイティブに近い発音をしてくれますので、耳が慣れるまで何回でも何問でも!
もし、TOEICのリスニング対策についてご興味がある方は以下もどうぞ!
スピーキング
ライティングと同様にスピーキングも日本で暮らしてる限りは学習方法に苦労いたします。
1人でぶつぶつ言いながら覚えるのも良いですが、やはり相手が欲しいですね。
想定されるニーズとしては、、、
〇 自己紹介くらいはできるようにしたい
〇 海外旅行で不自由がないくらいに喋りたい
〇 海外からの電話の取り次げるスキルを持ちたい
〇 外資系で働けるレベルまで勉強したい
他にもあるとは思いますが、一般的な観点ではこんなところですかね。
スピーキングの例はちょっとブログでは伝えきれないので、割愛させて頂きます m(__)m
やり方としては、リスニングで用いた音声会話機能を使用してChatBPTを音声ベースで会話します。
会話の内容やレベルは自分で喋って伝えれば理解してくれます。
そのほか
英語スキルを大まかなカテゴリに分けて、どのようにニーズに合わせて学習するかを紹介しました。
ここでは、「ChatGPT」を使用した学習のちょっとしたメリットなどを紹介します。
< コスト >
どんな参考書買おうが、どこの英会話に通っても必ずお金が掛かります。
でも、「ChatGPT」なら全てが無料です。
< 時間 >
英会話や英語学校に通うと必ず時間に制約が発生します。
でも、「ChatGPT」ならいつでも好きな時に利用できます。
< 文化 >
外国語を勉強するときはその国の文化や生活を学ぶことも大切です。
でも、「ChatGPT」ならそのような話題も提供してくれます。
< テスト >
学習をある程度終わったら、習熟度を確認するためにテストをすることが重要です。
でも、「ChatGPT」なら無限に試験問題を作ってくれます。しかもニーズに合わせた形式で!
英語の教育関連について
結論
- ChatGPTを使うとニーズに合わせた英語学習が可能となる
- ChatGPTはどのような英語レベルにも合わせてくれる
- ChatGPTは今後の英語学習を大きく変える
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