TOEICのリスニングパートは、英語学習している人達にとって重要なスキルの一つです。
しかし、その高い難易度から多くの人が苦戦していることも事実です。
そこで、今回はChatGPTを活用して、TOEICのリスニングパート攻略のコツをお伝えします。
ChatGPTはチャット(テキストベース)の会話しかできないと思っている人はいませんか?
その理解は間違っております!
なんと、「ChatGPTは音声による読み上げや会話も可能」なんです!
しかも、「日本語」でも「英語」でも、その他多くの言語に対応しております。
ChatGPTは、とても豊富な英語表現を備えた大規模な自然言語処理モデルとして開発されています。
TOEICのリスニングに必要な聞き取りやすい英語表現を習得する上で強力な支援を提供します。
今回は、
「ChatGPTでTOEICリスニングパートの問題作成から、読み上げまでを自動で行う」ことがゴールです。
TOEICだけでなく、もっと幅広くChatGPTを使って英語の勉強がしたい方は以下をどうぞ!
ChatGPTの設定
まず最初に説明しておくと、
「ChatGPTは基本的にチャット(テキストベース)の会話しかできない」ということです。
しかし、次から説明する方法を実施することにより、
「ChatGPTは音声会話(聞き取り、読み上げ)が可能となる」拡張機能を追加することができます。
音声会話機能の追加
では、その拡張機能の追加方法を簡単に説明します。
ものすごく簡単です!
- Chrome ウェブブラウザでGoogle検索を開く
- 「Talk to ChatGPT」と検索する
- 「Talk to ChatGPT」のトップページへアクセスし、音声会話機能を追加する
追加には料金はかからず、設定自体も検索から追加まで1分あれば完了できます。
もし、詳しい説明が必要な方は以下の記事をご参照ください。
音声会話機能の設定
音声会話機能の追加が完了したら、次はいくつかの設定を行います。
設定と言っても、使用する言語を英語にするだけ。
まずは、「ChatGPT」を起動して以下のボタンを押してください。
このボタンは音声機能の設定になります。
このボタンを押すと設定画面が現れますので、赤枠で囲った部分をEnglish(英語)に変更してください。
英語もUKやUS仕様などがありますが、とりあえずUS(en-US)しておけばOK。
これで英語での音声会話設定は完了となります。
次は実際にTOEICのリスニングパート作成をChatGPTにお願いしてみましょう。
TOEICリーディングの作成
作成と言っても、特に難しいことは一切行わず、「ChatBPT」に依頼して出力してもらうだけです。
「ChatGPT」はTOEICについて多くの情報を知っています。
ここで「ChatGPT」へお願いするときのポイントですが、
ChatGPTへのリスニングパート作成依頼は音声ではなくて、テキストで大丈夫!
英会話に自信の無い方はチャットでお願いしてみてください。
リスニングパート1
では、早速「TOEICのリスニングパート1」のサンプル問題を作ってもらましょう。
依頼で使っている英文は参考なので、状況に合わせてご使用ください。
お願い:Can you make an exam of a listening part section No.1 for Toeic test ?
実際の画面は以下となります。
お願いに対して、「ChatGPT」は即座にサンプル問題を作成してくれます。
そして、作成と同時に読み上げもしてくれます。
本当に便利な世の中になりましたね~
ただ1つだけ問題があります。
ご存じの通り、リスニングパート1は写真を見て答える問題ですが、さすがに写真は出せません。
ここのパートに関しては、全部の英語が聞き取れるか程度に使用するのが良いかも。
文章的には実際のTOEICに出題されそうなものばかりです。
今回は1例題だけお願いしましたが、10個くらいお願いしてもすぐに作成してくれます。
また、再度同じリスニングパート1を作ってもらうと違うも問題が出力されます。
ということは、練習問題はほぼ無限にできるということです。
これなら参考書を何冊も買う必要もなく、更に非常に多くのパターンに慣れることがきます。
英語の勉強は「習うより慣れよ」なので、一番良い学習方法かもしれないですね。
そして、一度聞いて頂くと分かると思いますが、
「英語の発音がかなりいい具合です。合成音声とは全く違い人間が話しているのとほぼ遜色無し」
リスニングの練習には全く問題がありません。
では、次はChatGPTが作ったリスニングパート2~4の練習問題をお見せします。
リスニングパート2~4
リスニングパート2です。
一般的には「応答問題」と言われているもので、文章に対する応答として適切なものを選ぶやつです。
リスニングパート3です。
一般的には「会話問題」と言われているもので、2〜3人の会話を聞いて設問に対し解答を選ぶやつです。
リスニングパート4です。
一般的には「説明文問題」と言われているもので、ナレーションを聞いて設問に対し解答を選ぶやつです。
リスニングパート2~4を一度にお見せしましたが、どう感じましたでしょうか?
良く見ると少し微妙な質問もありますが、基本ラインは超えています。
また、少しおかしい問題だと思った場合は、再作成依頼をすれば改善版を出題してくれます。
リスニングパート1と同様に問題はほぼ無限に出題してくれるので、テストまでみっちり勉強できます。
しかも、コストは全くかかりません!そして、音声付きです。
簡単にChatGPTによるTOIECのリスニングパート勉強法をご紹介しました。
今回は一例を挙げてみたので、ご使用する方に合わせて色々試してみるのも良いと思います!
結論
- ChatGPTは英語音声での会話ができる
- ChatGPTはTOEICリスニングパートの問題作成ができる
- 数多くの問題を作成してもらっても全て無料である
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以上、お読みいただきありがとうございました。
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