Photoshopのような高度な画像編集を必要とする場合、多くの人々は専門のソフトウェアを使用します。
そうしたソフトウェアは高価であり、操作方法も習得する必要があります。
しかし、最近はAI技術を活用した画像編集ツールが登場し、登録無しの完全無料で使えるものもあります。
その中でも、写真から余計なものを消すことができるツール(Photoshopのような機能)をご紹介します。
このツールは、利用者の操作が最小限に抑えられているため、誰でも簡単に使いこなすことができます。
Webブラウザ上での利用が可能で、専用のソフトウェアをインストールする必要がありません。
しかも、完全無料且つ、面倒な会員登録も不要であるため、誰でも気軽に使ってみることができます。
紹介するAIを利用したツール「Cleanup」はデザインに関する知識やPCスキルも不要となります!
本記事では、この「Cleanup」の利用方法について誰でも理解できるようにご紹介します。
Cleanupとは?
「Cleanup」サービスはAIの画像分野を扱う会社である「Stability AI」によって開発されたツールです。
目的は入力した画像内にある対象物を違和感なく消去します。
Photoshopを使った方なら想像はつくと思いますが、写真などで邪魔をしている障害物を消す事ができます。
機能の概要としては、
- 入力した写真やイラストに入り込んでいる障害物を削除
- インストールは不要でウェブサイトだけで作業が完了
利用するにあたって、
- 有料版もあるが、無料版でも十分な機能を備えている
- 登録などは一切不要なので、誰でもすぐに利用ができる
利用方法
では、さっそく「Cleanup」の利用方法について具体的な例を挙げながら分かり易く説明していきます。
冒頭でもお伝えした通り「とても簡単なので、利用開始から5分あれば作業完了」です!
Cleanupのサイト
まず、はじめはGoogleで「ClipDrop」と検索してStability AI社のツールサイトページに移動してください。
なお、Googleで検索してもうまく表示されない方は、以下のURLに直接アクセスしてみてください。
URL : ClipDrop
以下のように、検索結果に「ClipDrop」トップページをすぐに見つけることができると思います。
クリックしてサイトのトップページに移動すると、以下のスクリーンショット画面が表示されると思います。
英語のサイトですが、利用にあたっては英語力は必要ありません!
Cleanupを選択する
先ほどのウェブサイト内で、少しだけスクロールダウンするとToolが並んでいるのが見えると思います。
ここからCleanup(スクリーンショットの赤枠)を選択します。
選択してクリック後は、下記スクリーンショットの「Cleanup」トップページを表示します。
この画面から画像を入力して、消したい対象物を削除することができます。
Cleanupを使用する
まずは、自分の好きな写真やイラストを選んで、下記スクリーンショットの場所にドロップダウンします。
消去できるものは1つではないので、邪魔なものが多く入っていても問題ありません!
ちなみに、今回はテストなのでフリー画像サイトの「pixabay」から以下の写真を使って試してみました。
※pixabayのURL : 2.700万点以上の高品質なフリー画像素材 – Pixabay – Pixabay
選択した写真やイラストを下記赤枠内にドロップダウンしてください。
写真を「Cleanup」に入力すると、下記スクリーンショットのような編集画面に切り替わります。
赤枠で囲った部分でブラシ(削除するものを指定するもの)のサイズを変更できます。
では具体例を見るため、実際に写真内にある特定の対象物を「Cleanup」を使って消してみたいと思います。
今回の対象物はテーブルに置いてある「青い入れ物を削除」したいと思います。
手順は単純に以下のように行ってください。
① 消去した対象物をブラシで囲む(上記のスクリーンショットで黄色になっている部分は囲まれた部分です)
➁ 「Cleanup」ボタン(上記スクリーンショットの赤枠で囲まれた部分です)をクリック
作業はこれだけで完了となり、あとは「Cleanup」によって出力された画像を確認するだけとなります。
おそらく、サイトにアクセスからここまでは5分もかからないと思います。
Cleanupを確認する
実際に「Cleanup」によって写真から”青い入れ物を削除“削除した画像が下記スクリーンショットです。
綺麗に処理されて、完全に「青い入れ物」が削除されており、最初から無かったようになっております。
削除された箇所もきちんと周りに合わせた色が補完されています。
せっかくなので、もうひとつ消去してみようと思います。
今度はテーブルの上に置いてあるひと際目を引く「目覚まし時計を削除」してみることにします。
違和感が全く感じないように削除する事ができました!
今までは削除するのに有料ソフトを使ったり、使い方が難しいツールを使う経験をされた方もいるでしょう。
これからは「Cleanup」を使うことでこれらが解消されます!
もちろん、この「Cleanup」で編集した画像はダウンロードをして自分のパソコンに保存することもできます。
最新AIのすごさを目の当たりにしたい方は是非お試しください!
この他にも「ClipDrop」には面白いツールが揃っております!ご興味がある方もおすすめです!
結論
- Cleanupは任意画像の背景を削除できる
- Cleanupは無料版でも機能は十分使える
- Cleanupの利用方法はとても簡単である
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以上、お読みいただきありがとうございました。
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