7月に「ドイツ・ミッテンヴァルト」へ行った時の記録です。
ミッテンヴァルト(Mittenwald)はあまり聞いたことがない地名かもしれませんね。
場所はドイツのミュンヘンやオーストリアのインスブルックから日帰りできる位置にあります。
このブログではフラフラと各地を旅行した時の様子について、気が向いた時に紹介しています。
現地で撮った写真も含めてご紹介しておりますが、、、
いつも無計画な旅行のため、主要な観光地を抑えていないことも、しばしばあります m(__)m
なので、「ミッテンヴァルト」にご興味がある方は”かる~い気持ち”でご参照ください。
ミッテンヴァルトについて
ミッテンヴァルトはバイエルン州の南部に位置しており隣町がオーストリア国境の町でもあります。
芸術家のゲーテはこの街を訪れた時に「生きた絵本」と称賛しております。
名産品は17世紀から続くヴァイオリン製造が有名です。
多くの自然と美しい街並み、そして不必要に観光地化されていない落ち着いた町の雰囲気です。
人口もわずか約7,300人で人混みやストレスがなくリラックスできる場所の1つ。
ミッテンヴァルトへの行き方
日本からミッテンヴァルトへ行く場合は、下記が主要な移動手段になります。
× 成田空港からミッテンヴァルトへの直行便
残念ながら、日本からミッテンヴァルトの直行便はありません。
〇 成田空港からミュンヘン着でミッテンヴァルトへ
ミュンヘンからローカル電車を使って2時間ほどで到着することができます。
オーストリアのインスブルックからは電車でわずか1時間以内で到着することができます。
ただし、日本からインスブルックへの直行便はありません。
お得なフライトを見つけたい方は下記をご参考ください!
ミッテンヴァルトの主要な観光地
ミッテンヴァルトの主要な観光地を記載します。
① ロイタッシュクラム(Leutasch Klamm)
ドイツとオーストリアの国境部分にある渓谷でスリルある吊り橋があります。
住所:Schanz 273a, 6105 Leutasch, Österreich
公式サイト:http://www.leutaschklamm.com/index.php
➁ 自然豊かなハイキング
町の郊外にはハイキングルートがあり、幾つものコースが用意されています。
この地域周辺について、もっと詳しく知りたい方は下記のご購入もご検討ください!
ミッテンヴァルトの様子(現地で撮影した写真)
ミッテンヴァルトの駅です。
今回はミュンヘンから鉄道とバスを使って現地まで移動しました。
着いてから実感しましたが、本当にのどかな地域です。
たまたまかもしれませんが、観光客もまばらで人込みがあまり得意でない方にはおすすめです。
本来はゲーテが称賛した街並みも観たかったのですが、日曜日ということもあり全ての店が休店。
ということで、ロイタッシュクラム(渓谷)をハイキングすることにしました。
ロイタッシュクラムへ行く途中の景色です。
天気も良かったこともありますが、山々にきちんと舗装された道はハイキング初心者にありがたいです!
駅からロイタッシュクラムに迷わず(迷う道はありませんが、、)歩くことができれば30分かからないです。
ただし、途中にスーパーなどがないので飲み物などは買うことができません。
ただひたすら山景色を見ながら歩く漢字ですかね。でも全く飽きがこない景色ですので楽しめると思います。
ロイタッシュクラムのエントランスです。
写真にある山小屋みたいに見えるのがビアガーデンです。
お昼にここへ到着してご飯を食べている方々も結構いたような気がしました。
このエントランスから先へ進む場合も特に入場料などないので、そのまま歩いて渓谷へ行くことができます。
エントランスを抜けるとすぐに渓流を見ることができます。
綺麗ですね。川の濁りもなく澄んだ水に穏やかな景色、周辺に商業施設などもないので静かです。
さすがにこの渓流に降りて泳ぐことはできないみたいですが(^^;)
この渓流を超えてからはひたすら緩やかな山道を登っていきます。
こんな場所も歩くことがあります。
少し怖い感じはしますが、特に揺れることもないので安全です。
これがロイタッシュクラムのメインとなる吊り橋です。
長さは30メートルくらいだったと思いますが、高さがあるのでかなりスリルがありますね。
この橋も揺れることはないので、小さいお子さんがいても安心です。
この吊り橋を離れてみるとこんな感じです。
山景色に囲まれて最高のビューでした。ここでかなりの人達が写真を撮っていましたね。
ベストシーズンに来ましたが、人もそんなに多くなく吊り橋を独占できる時もあったりします。
おそらく、メジャーな観光地ではないのでピークでも混むことはなさそうかな。
さすがに冬季シーズンは立ち入り禁止みたいです。
夏限定のアクティビティですね。
この吊り橋を超えてもひたすら山道を歩いていくといったコースになります。
ハイキングコースを一通り終えてエントランスに戻った後、小道を見つけたので入ってみました。
そこには受付けがあり、入場料を払うと滝つぼが見れるとの案内が。
入場料は数ユーロだったので、とりあえず見学をしました。
受付けから滝つぼまでは徒歩で10分かからないくらいの距離だったと思います。
道のりは岩肌に作られた橋を歩いて行きます。
滝つぼまでいくと、ものすごい水しぶきが発生していて100%濡れます。。。
ロイタッシュクラムから最寄りの駅まで徒歩で帰ります。
滝つぼでかなり洋服が濡れてしまったので、バスに乗る前に歩きながら乾燥させました。
帰り道も山と山の間を歩き、山小屋があったりで最後まで飽きのこない景色でした。
日程にもよると思いますが、やはり天気が良い日に来ることを断然おすすめします!
ミッテンヴァルトの評価
ミッテンヴァルトの観光について、私的に評価してみました。
あくまで勝手な評価ですので、他の方とは異なる意見はあることをご周知頂ければと思います (^^;)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
観光 | とにかく景色がすばらしい | |
治安 | 怖い印象は全くなし | |
食事 | ー | 食事を取りませんでした |
物価 | ー | 買い物をしませんでした |
おすすめ度 | かなりおすすめです! |
まとめ
ヨーロッパ内では人知れずといった観光地の「ミッテンヴァルト」。
今回はゲーテが称賛した街並みではなくロイタッシュクラムにてハイキングを中心に回りました。
初心者や体力に少し自信が無い方でも安心して回れるハイキングコースでした。
また、吊り橋やメインのコースがすべて無料なのが嬉しいですね!
ただし、冬季シーズンは雪があって危険なため入場できません。
夏場にインスブルックなどに観光へ行かれる方は日帰りで「ミッテンヴァルト」観光はいかがでしょうか。
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以上、お読みいただきありがとうございました。
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